Peatixが先日予告していたイベントの「グループ」を登録する機能を正式にローンチした。
当時は「メンバー機能」だったが、「グループ機能」として正式ローンチ。以下のような機能が利用でき、イベントを主催する人と参加する人をより密に繋げていく効果が期待される。
・新しいイベントが公開された際のお知らせ
・グループのプロフィール
・「メンバー」一覧
・メッセージ機能の強化
・新しいグループやイベントとの出会い
「Peatix」は、2011年5月にスタートし、イベントのチケット販売やユーザー管理が可能なサービスとして、今までに累計100,000を超えるイベントで利用され、200万人を動員している。
また、流通総額は60億円、シンガポールやアメリカ、マレーシアなどの海外比率は25%となっている。
元々、mixiのコミュニティがこういったライブやイベントなどの共通の趣味を持った人間同士が集まる場として使われていたので、イベントとコミュニティというのは非常に近しい存在だったはず。
それが一体となるのは主催者にとっては囲い込みができるようなるので使いやすいサービスとなるだろう。ただユーザーはイベント単体というより「ジャンル」や「アーティスト」にも結びつくため、コミュニティの規模やサイズ感が今後どう成長していくのか注目したい。
日本で展開している電子チケットサービスは、Peatix以外にもTixee(DMM.E)やLivePocket、イベントレジストなどが大手だが、現状はどこも手数料収入だけで運営するのが難しいため、今後どのように展開するのかに注目が集まる。
主催者をターゲットにするのか、ユーザーをターゲットにするのかでも違いは出てくるだろう。
2016年、ピーティックスはコミュニティプラットフォームに from Peatix.com on Vimeo.
競合となる各社がここからどう展開するのに注目したい。
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