グループの「メンバー」になろう
イベント主催者とユーザーの距離をもっと近くに
Peatixがイベント後も主催者と参加者が繋がったりイベント企画段階からの参加も可能とするグループ機能を公開すると発表。
Peatixが言うには、多くの主催者が継続的にイベントを開催しており、グループやコミュニティ、ファンクラブという形で参加者同士のつながりも生まれてきているとの事。
現在はまだβ版の段階だが、以下のような機能が追加される。
・新しいイベントが公開された際のお知らせ
・グループのプロフィール
・「メンバー」一覧
・メッセージ機能の強化
・新しいグループやイベントとの出会い
それに伴い、今まで「フォロワー」と呼んでいたものが「メンバー」となり、よりイベントや主催者との距離も縮まりファンクラブ感も出てきそうだ。
現在はフォロー機能として提供している「新しいイベントが公開されたらお知らせ」機能はグループ機能に統合され、現在フォロワーとして登録・表示されているものは、グループ機能公開以降、自動的に「メンバー」に切り替わる。
グループへの参加や脱退は、いつでも自由に行なうことができます。
ただし、自分のアカウントをグループメンバーリスト内に公開したくない場合は、事前にフォローを外す必要があるので注意が必要だ。
電子チケットの開発競争はどうなる?
2014年後半から電子チケットが徐々に広まりを見せていて特にPeatixはアーリーアダプターに対しての訴求がうまくいっている。
しかし、すでにavexグループが運営しているライブポケットや、日テレなどの資本が入るTixee、大規模セミナー等で存在感を出すイベントレジストなど、他社でも多数の電子チケットサービスが運営されており手数料についてはPeatixより安いサービスも多い。
今後は各社ともにより主催者が運営管理するのに便利な機能、ユーザーが簡単にイベントに参加できる機能の2軸で拡大を目指すと思われるが、どこがぬけ出すかはまだ見えない状況だ。
電子チケットが本当に広まって、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス等と競合になるのはいつになるだろうか。