スマートフォンチケット「tixee」を運営するLive Styles 株式会社(東京都渋谷区 代表取締役 市村昭宏)はイベントおでかけ情報メディア「g2g」を10月20日にリリースしたと発表。
以前の社長だったのは松田 晋之介さんだったかと思いますし、菊永も松田さんと名刺交換をした事があるのですが、いつの間に市村さんに代わったんでしょうか。いろいろ探しましたが噂レベルの断片情報しかなかったので、またにしたいと思います。
イベント情報を見てデジタルチケットをツールとして使う
g2g（ジーツージー）は忙しい日常を過ごす全ての人達の週末や休日を楽しく過ごす為のおでかけ情報が見つかるメディアです。気の合う仲間と音楽やライブ、家族や恋人と過ごすイベントやレジャー施設、お気に入りのアイドルやゲーム、アニメなどの情報を発信していきます。
との事で、最近増えているイベント系のメディアに進出してきたと言えるでしょう。
2015年のレジャー白書によると、2014年のレジャー（余暇）市場は72兆9,230億円となり、2年連続で増加しており、特に観光・行楽部門の伸びが顕著で、国内観光旅行が4年連続の首位となるなど、モノよりもコトにお金を使う「体験型消費」が増えていると言えるでしょう。
いいですよね、なんとなく温泉好きな高齢者が増えているのが理由な気がしますが、若い子も出かける人が増えている気がします。知らんけど。
そんな訳で、g2gでは、おでかけのきっかけとなりやすい「イベント」に着目して全部の記事にイベント情報を追加する事で「検索」から手に入る情報以外のコトを読者に提案するよう考えているそうです。
スマホ画面
電子チケットのtixeeやtixeeboxを運営するLiveStyles株式会社は、デジタル（電子）チケット市場の拡大も積極的にすすめており、この部分はLivePocketというデジタルチケットサービスと、イベント情報メディアのソラトニワと競合するけど仲間でもある認識です。
同業として、記事にデジタルチケットへのリンクを付けて情報から会場までをシームレスに繋げるイベントを増やし、まずは「チケットを買いやすい」状況をたくさん作っていく事が重要だと思います。
ソラトニワでもやってます、よろしくお願い致します。←
チケットサービスとWebメディアは相性がいいけれど。。。
g2gでは専門ライターをかかえて
「いつ、どこで、何をして、どんな体験ができるか」という情報を思わず行きたくなるような独自の切り口で取り上げていきます。
を推進しているそうですが、ソラトニワもこの部分を頑張っているんですが、思ったよりも読者は動かないです。
人間は「情報」では動かなくて「感情」で動くんだって痛感しています。
「イベント」や「チケット」って欲求がすでに顕在化しているところでの「指名買い」が大半なので、それを文章でその気にさせるのは非常に難しいところですし、ソラトニワではインターネットラジオ放送も絡めてリアル＆Webをセットにしてやっと、という状況。
逆に、tixeeは日テレパワーで大きめのコンテンツを色々持っているので、デジタルチケットの啓蒙としては非常にいいポジションにいると思うので、そこからどんな風に展開していくのか楽しみにしていきたいと思います。
プロ野球、サッカーJリーグ、ラグビートップリーグ、バレーボールVリーグ、PGA・LPGAゴルフ、J-POP、海外アーティスト来日情報、インディーズバンド、人気アイドル、地下アイドル、お笑い芸人、舞台俳優、アミューズメントパーク、リアルゲーム、グルメフェス、イルミネーションなどイベントやおでかけにまつわる幅広いジャンルの記事を毎日10本以上更新していきます。2016年3月時点での月間500万PVを目標に運営していきます。
５ヶ月で500万PVを目標にするとの事で、これはテレビとか色々なところにお金を投下するのかも？毎日10本以上の記事では到達できない気がするのと、今ある記事を見たところ、OKMusicなどに記事を外注している気がするのはきっと僕の気のせいだと思います。
とにかくデジタルチケットを広める同業仲間として期待したいと思います。
メディア名称「g2g」の由来
“g2g”は英語のネットスラングで、チャットやオンラインゲームで用いられます。(I’ve) got to go または (I’ve) gotta go の略。「じゃあ」「またね」「もう落ちるね」「もう行かなくちゃ」という意味で使われます。また、文脈によって good to go 「行けるよ」「準備はOK」という意味でも使われます。
「もう行かなくちゃ」といってネットをオフにして、オンラインの世界からオフラインの世界へ飛び出す。その先にある体験を伝えていきたい。そんな思いから「g2g」と名付けました。
