イベントレボ(通称イベレボ)が、ビジネスユースに特化したイベント管理の姉妹サービス「event create」をローンチした。
元々イベレボはアドテックなどWeb系、広告系などの大きなイベントで使われることが多いという特徴があったんですが(その割にQRコードの認証に時間がかかる)、中小規模のイベントで使っているところはあんまり見かけませんでした。
また、自分たちでビジネスセミナー「ひとじく」を企画運営してたりもしますが、イベントSNSという触れ込みだけど、SNS的に使っている人はいなかった気がする。
そんなイベレボが作った「イベントクリエイト」ってイベレボと何が違うの?
イベントレボとイベントクリエイトの違い
イベレボと比較した主な特徴は
名簿取り込みができる、サブドメイン設定、会員登録不要、個人情報は主催者のみで管理、独自にページをデザインできる、などなど。
Peatix、DMM.E、Livepocketなどその他の電子チケットサービスと比較して、すごく細かいけどかゆい所に手が届くような機能です。
電子チケットの個人情報について
中小規模の主催者だと万が一の際の個人情報の取り扱いの問題もあって各社本体と主催者の両方が管理しているパターンが多いですが、主催者のみで管理できるように。
その分責任も増しますけど自由度は少し高い。
これにより出来ることは特に変わらないんですけど、自分たちでメルマガを送ったり、マーケティングに使ったり、別でアンケートを取るにも新しいイベントを開催する時にも便利。
アンケートはPeatixもLivepocketも付いているので、特に差別化にはならないものの、主催者は個人情報を管理したいので、メリットとしていいんじゃないでしょうか。
名簿取り込みもできるので、リアルのプロモーションで紙に書いてもらった参加者の情報や別で集計した情報をイベントクリエイト内で一元管理することもできるのはいいですね。
ただ、決済が今後となっているのは有料イベント以外での使用しかできないのか、イベレボとの連携で使用する形になるのか。
イベントページの編集ができる
菊永の個人的に1番のメリットだと思うのが、背景やヘッダーも含めたイベントページの編集ができるポイント。
実際イベント主催者の方と話していると、主催者やイベント独自の”オリジナル感”を出したいという要望は多くて、これは無料ブログサービスなどに対する要望と同じ展開を迎えそうですね。
やはり、イベント管理・決済サービスは、ブランディングも大事にしつつツールとしての機能で差別化していく方が、たくさんの主催者に受け入れられそうです。
これからは使った人の声もチェックしていきたいと思います。
最後に一言
これを営業する人からすると、イベレボとイベントクリエイトの使い分けや違いを主催者に説明するのってややこしそう。