坂本龍一が復帰!作曲・制作現場を記録したドキュメンタリー写真展に行ってきた

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2014年7月から中咽頭がんの治療のために音楽活動を休止していた坂本龍一が復帰。

その復帰作として、12月12日から公開されている山田洋次監督の劇場作品『母と暮せば』の劇中音楽を手掛ける坂本龍一の、復帰直後の制作・作曲現場の様子を撮影した写真展が開催。

イベントの正式名称は

Red Bull Studios Tokyo Presents “Behind the Tracks” with ARTIST: Ryuichi Sakamoto × Wing Shya Photo Exhibition

となっており、以下のように2回に分けて渋谷、原宿で開催している。

第1部は2015年12月12日(土)、12月13日(日)渋谷 Red Bull Studios Tokyo。

第2部は2015年12月19日(土)、12月20日(日)原宿のBANK GALLERY。

18日の金曜は原宿のBANK GALLERYにて第2部のレセプションにご招待をいただき行ってきました。

BEHIND THE TRACKS

まず、入場時にレッドブルを貰って飲みながら。仕事の後の体に染み渡る。

そしてこの写真展は撮影自由、ハッシュタグ #redbullstudiostokyo を付けてInstagramかTwitterで、この展示にまつわる写真を投稿した方から抽選で、この写真展にて展示された写真を一部カードにした、50部限定のリミテッドカードエディションボックスをプレゼント!っていう企画もあるので、興味あるかたは是非。

エントランスには坂本龍一さんと『BEHIND THE TRACKS』の文字

一礼せずに通過できません。

坂本龍一写真展016エントランス

坂本龍一教授の写真展に入場

下の階から順に見ていくとまずは、坂本龍一さんの様々な表情がポラロイド写真のようにタイル状に敷き詰められています。思わず見入ってしまうし語りかけてくる言葉に耳を傾けたくなります。

坂本龍一写真展001

グランドピアノ越しの教授です。この写真がすごい好きなんですけど、雰囲気というか、写真なのに今にも動きそう、いや、動いているように見えてくる。

坂本龍一写真展002

写真とともにこんなメッセージも。

教授は考えて無くても、受け取る側は色々なメッセージを感じるんじゃないでしょうか。

坂本龍一写真展003

教授の映画音楽と聞くと、まず頭に浮かぶのは大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』

通称『戦メリ』って略してよく口笛で吹いてたなぁ。あのメロディーは本当に美しいと思う。

坂本龍一写真展004

よく努力できるのは才能って言葉は聞くけど『体力が才能』はもっと突き詰めているのか、教授の年齢による限界を感じているのか、色々な経験を通して行き着いた答えがこの言葉なのかも。闘病生活から改めて健康についても考えたのかもしれません。

坂本龍一写真展005

デジタルな音楽が広まれば広まるほど、できることは増えるものの、似たような作品が増えていくのかも。だからこそのアナログ、感覚、直感などのインスピレーションが大切なのは理解できます。ただ、『インスピレーショナルな空間』ってどんな空間なんでしょう。集中できるってことなんだろうか?

坂本龍一写真展006

上のフロアに行くと復帰した坂本龍一教授を祝うメッセージがたくさん

菊永も大好きな村上龍さんからのメッセージ

生まれ変わった坂本龍一の音楽を聞いてみたいです。

坂本龍一写真展007

YMOの高橋幸宏さんからのメッセージ。長く一緒に音楽活動をしてきたメンバーだからこその近すぎず遠すぎずな距離感。心配している辺りで嬉しくて読みながらニヤニヤしてしまう。。。

坂本龍一写真展008

この言葉が教授の作曲やものづくりを表しているのかも、好きでやりたいから音楽を奏でているうちに、何かインスピレーショナルな物が作用して『曲』になるのかな。

坂本龍一写真展009

山田洋次監督、母と暮せばの台本。

坂本龍一写真展010母と暮せばの台本

世界一ヘッドホンが似あう教授、坂本龍一。これは見入ってしまうんでぜひ現場で見て欲しい。

坂本龍一写真展011指揮

自分の頭の中から出てきた音は最後の最後まで自分がやらないと気がすまないのか、他の人の手が加わると、頭の中野イメージとズレが出てその違いが許せないのか、『自分の音』という言葉にものづくり精神の真髄を見た気がする。

坂本龍一写真展012

表情はよく見えないしモノクロームなのに、感じてくる何か。全身全霊で自分の音を表現している姿。

坂本龍一写真展013作曲

休憩のレッドブルと教授。

レッドブルを見てても教授の写真が視界に入るとそっちに目が行ってしまう存在感。

坂本龍一写真展014レッドブル

原宿BANK GALLERYのコンテナ内のような空間にたくさんの写真が展示してあります。

ここもほんの一部。

坂本龍一写真展015

この土日、時間にちょっと余裕がある人は、原宿・表参道に行って、坂本龍一の復帰を祝う写真展で教授の世界を体感してみたらどうでしょう!?入場無料ですよー!

第2部

2015年12月19日(土)、12月20日(日)

会場:東京都 原宿 BANK GALLERY

時間:11:00~20:00

料金:無料

撮影したカメラマンは、香港を拠点に90年代から映画監督ウォン・カーウァイのスチール撮影を担当するなど世界で活躍する写真家「ウィン・シャ」が務めています。

ちなみに、すでに終わった第1部は

2015年12月12日(土)、12月13日(日)

会場:東京都 渋谷 Red Bull Studios Tokyo

時間:土曜11:00~20:00、日曜11:00~18:00

料金:無料

※『母と暮せば』の前売券、半券もしくはサウンドトラック持参者への限定公開

映画『母と暮せば』作品情報

2015年12月12日(土)から全国で公開

監督:山田洋次

脚本:山田洋次、平松恵美子

音楽:坂本龍一

出演:吉永小百合 二宮和也 黒木華 浅野忠信 加藤健一 広岡由里子 本田望結 小林稔侍 辻萬長 橋爪功

配給:松竹

母と暮せばのサウンドトラックもすごく売れそうな予感。。。

アマチュア時代からデビューした時代の坂本龍一の活動をまとめた貴重なアルバム(2016年1月6日発売)

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