AmebaFLESH!がローンチして動画サービス戦争が激化

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AmebaaFRESH

AmebaFRESH!がローンチしました。

リリースが出ていましたが、2015年7月18日に原宿の竹下通り入り口に出来た公開収録スタジオもようやく本格稼働でしょうか。

「AmebaFRESH!」は、デバイスや通信環境の進化、コンテンツの充実になどにより、一般的となったネット動画サービスにおいて、バラエティに富んだ「生放送」コンテンツを配信し、高品質な映像と、操作性を重視したデザインが特徴の新しい映像配信プラットフォームです。

PCはもちろん、スマートフォンでいつでも手軽に無料で生放送の番組を視聴でき、事業者による配信からオリジナル番組まで、サービス開始時点で、約200チャンネル、1,000番組を用意し、2016年12月末には、1,000チャンネルまで拡大予定です。

AmebaFRESH! Official Opening Movie

確かAmebaFRESH!の企画自体はかなり以前からあって動いていたはずなのですが、後発で開発をしていた『LINE LIVE』が先にローンチされ大きな存在感を増しているのは、技術力の差がスピードの差となってこれからの時代の差別化要因の1つとなっていくのだろうなと感じるところであります。

アメーバは公式発表で月間4000万UU、LINEはNEWSが月間2200万MAU、LINE全体では2億1100万MAU(グローバル)といったユーザーを抱えているのもメリットですが、AmebaはWebアクセスも多く、対してLINEはほぼ全てのアクセスがアプリ経由であり、接触頻度や広告売上にどんな影響を与えるか注目しています。

なんとなんく、LINEは『LINE BLOG』も開始し、Amebaの絶対的だった立ち位置を脅かし始めているのかもしれません。

アメーバフレッシュのコンテンツと提携するメディア

アメーバフレッシュが狙っているジャンルは「サーフィンやバスケットボールなどのスポーツ試合中継や臨場感あふれるプレイ映像、人気ペットなど可愛い動物の映像から、麻雀や政治まで様々なジャンルのコンテンツ」とのことで、主流よりもネタ的な消費のされ方を狙っているのかもしれません。(主流コンテンツは値段が高いのもあるだろうけど)

コンテンツプロバイダーでは

・映像関連で「松竹」「ソニー・ミュージックアーティスツ」などの企業コラボチャンネル。

・「BS朝日」や「ニッポン放送」などテレビ局やラジオ局。

・「小学館」などの出版社、「モデルプレス」や「オリコン芸能ニュース」などインターネットメディアによる公式チャンネル。

が現在発表されているところからも、テレビと映画とネットを全てひっくるめたようなメディアになりそうです。完全に面で押さえにいくのが、今からサイバーエージェントにできるのかどうか。

Amebaの優位性は自前のスタジオを持っていることですが、LINEも新宿に移転するタイミングでスタジオは作るでしょうし、『ネットでいつでもどこでも見れるコンテンツが、リアルでライブでも見れる』という価値を強くしていくのが勝負の分かれ目になりそうな気がします。

2016年1月21日から放送開始の番組表はこちら

リリースの最後にこのような気になる一文も。

この他にも新たな動画事業として、テレビ朝日と共同で、インターネットテレビ局「AbemaTV」を2016年2月にプレオープン、4月には正式開局いたします。「AmebaFRESH!」との連携も予定しており、今後も成長するインターネット動画関連市場において、積極的な事業拡大を図ってまいります。

(原文ママ)

AbemaTV(あべまてぃーびー)ってこれはAmebaTVの間違いだよね。。。?

これはやはりAmebaが、LINE、ニコニコ動画、Hulu、Netflixなどにも本気で喧嘩をしかけていくビジネスのようですので、戦略だけじゃなく泥仕合が想定される地上戦にも注目していきたいと思います。

souce:「Ameba」が映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」を提供開始

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