2016年のWebやメディア、デザインの展望

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

年末年始は体調不良で改めて健康を意識しながら暮らしていたので、年末感も新年感も無いまま仕事始めを迎えて現在に至ります。やっぱり切り替えというか、心機一転みたいなものって重要ですよね。

2016年はメリハリ、マンネリ感を打破していきたい所存です。

2016年のWebメディア展望

ってことで、年始に読んでいて面白かった記事を3つ紹介します。

NewsPicks佐々木氏「PV至上主義は陳腐化する」2016年のメディアトレンドを予測

2015年のメディアトレンド予測を振り返り、その正誤を検証するところから、2016年のトレンド予測を以下の5つの項目に分けて解説。どれも実例が豊富で納得するポイントばかりです。

トレンド1 モバイルブランディング元年

モバイルファーストだけでなく、モバイルだけで完結する、モバイルでしかネットにアクセスしないユーザーも増えているので、スマートフォンだけで成立するブランディングが必須となるという予想です。

トレンド2 モバイルネイティブコンテンツ 百花繚乱

PCコンテンツをモバイルに最適化させるという流れではなく、最初からモバイルで公開されるためのモバイルネイティブなコンテンツが増加する。Webメディアのジャンルによっては、スマホ率が90%を超えているため、モバイルWeb、スマホアプリに特化した動画や写真、テキストが必要となってくるでしょう。

トレンド3 コミュニティのクローズ化

今までのWebはオープン過ぎたため、より結びつきが強くなるクローズドなコミュニティが必要とされているようです。揺り戻しもあるのか、確かにクローズドな方が距離感が近く感じますし、その方がよりコミュニティが活性化するはずです。

トレンド4 メディアのオムニ化

テレビやラジオ、紙のメディアがWeb展開をするのは当たり前ですが、NewsPicsが紙の新聞を出したように、Webから紙、イベント、動画、ラジオなどリアルに展開する流れが加速しそうです。

ここに会員サービスが付加された海外メディアの動きも面白い点です。

ソラトニワが目指す方向もまさにここなので、頑張りたいところです。

トレンド5 有料課金2.0

今までのような月額課金モデルがより複雑化していき、いかにハードルを下げて裾野を広げるか、無料でコンテンツをばらまくPVモデルが終わりに近づく以上、いかに収益化させるか?というのは必須事項でしょう。

記事はこちら > http://logmi.jp/117756

2016年ネットメディア展望 ウェブ媒体がただの出版社になっていくまで – 山本一郎

ごぞんじ切り込み隊長こと山本一郎氏が、分かりやすく2016年のWebメディアを中心とした業界の危機についてをまとめています。

これを読めば、PV至上主義から脱却できるメディアとそうでないメディアとで明暗を分けることが手に取るようにわかります。新しいとされているメディアでも、紐解くと本質的には過去のサービスの焼き直しというビジネスモデルも多数あり、アイデアや企画だけで拡大する限界点が近いと言えるでしょう。

テレビやラジオの無料マスメディアからWOWOW、スカパーなどのペイ・パー・ビュー、そこにニコニコ動画、Youtube、さらにはHuluやNetflixといった定額動画サービス、ゲームまでが参戦し、ユーザーの時間の奪い合いをしていきます。

Webメディアはどこに集約していくのか?

記事はこちら > http://blogos.com/article/152983/

2016年に流行しそうな、注目Webデザイントレンド11個を大予想

今までのメディアはデザインもPV重視だったため、小さくなったスマホでもディスプレイ、画面当たりの情報量をいかに上げるか?に特化したデザインが主流でした。

これが写真や動画を使って深掘りさせたり、世界観を伝えるためのインタラクションデザイン、フォント、タイポグラフィ、イラストやアイコンや配色を考える方向に変化するようです。

図解の分かりやすさも重要になり、デザイナーだけでなく、ディレクタも含めてWebチーム全体の重要性が高まっていきそうですし、人材の確保が必須ですね。

記事はこちら > http://photoshopvip.net/archives/85425

以上の3記事が特に面白かったので紹介してみました。

それでは今年もよろしくお願い致します。

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