東京ではあまり馴染みが無いですが、日本の地方や海外でも多い移動手段が「レンタサイクル」。電車やバスなど交通網が発達していても、初めての町だと交通機関の行先と自分の目的地が合っているのか分かりづらくて不安になりがち。
かと言ってタクシーを使うまででもない距離だったりするとどうしたものか迷ったり。そんな時に活躍するのが自転車。レンタサイクルなのです。
過去の京都旅行でもレンタサイクルを使っている菊永の脚力なら四条河原町近辺の宿からでも清水寺なら10分、そこから南禅寺を経由して哲学の道を通って銀閣寺に向かっても15分くらい、さらに竜安寺の石庭を見たり金閣寺に寄ったりブラブラしながら南下して下賀茂神社なんて見たりして、二条城も京都御所にも行けるし、八坂神社に行動範囲が広すぎなければフレキシブルに自由に動けるのがメリット。
西側の嵐山、トロッコ、鈴虫寺、竹林や南側の平等院鳳凰堂、伏見稲荷大社とかは2日目にまとめていけばめっちゃ効率がいいし、移動をバスや電車、タクシーだけに頼るよりも観光スポット以外に新しい発見があるのがいいところ。
お天気次第っていうのがデメリットですけどね。
この京都旅行の時はいくつかあるレンタサイクルの中でも宿から近かった「えむじか四条河原町店」に決定。1日乗っても500円という格安っぷり。。。
宿から一番近かった交差点。ここから東へ向かうとすぐ四条大橋に。四条大橋から鴨川をのんびり眺めると「京都に来たなー」って感じがします。高校の修学旅行の時にサッカー部でここ走った気がするなぁ。
四条河原町のレンタサイクル「えむじか」への行き方
そんな四条大橋のすぐ手前のここ東華菜館の脇の小道が「えむじか」へ続く道
看板が出ているけどすごく小さいので見落とさないように。
白い看板には「30m」とあり裏の赤い方には「60m」と書いてあってどっちだよ!って言いたくなっても大丈夫、とにかくすぐなので、ほんとすぐに左側に見えて来ます。不安にならず勇気を出してズズズイっと進みましょう。
はい見えてきました。歩いて30秒もかからない距離で周りのお店が飲食店やお姉さんがいそうなお店なので一瞬通り過ぎそうになるので注意。外には黒板があってそこにレンタサイクルの金額や注意事項なんかが書いてます。入る前に見れるってのはありがたい。
レンタサイクル以外にも「1週間レンタル」や「月極サイクルシェア」なんてメニューも。
入り口から奥にはたくさんの自転車が、前カゴがあるのって荷物が多くなりがちな観光客には地味にありがたい。
左を向くと受付、、、より目に飛び込んでくるたくさんのCDと貼り付けられたPOP。
どうやらここのスタッフはバンドをやっている人が多かったり、10周年の時には鞍馬まで続く叡山電車を貸しきってライブイベントを開催したり、何かと音楽の要素が強く出ているお店。時間があれば音楽愛にあふれるPOPを読んでいきたい。。。
POPに後ろ髪を引かれながら受付に向かうとこんなメニューが。中の人に声をかけて「初めてなんですが。。。」って言ったら親切に説明してくれます。自転車を返す時に戻ってくる預り金の2,000円が必要になるのでお財布に用意しておきましょうね。
あとは注意事項や免責事項を読んでサインをすれば、スタッフの方が自転車を外に出してくれるので、それに乗って京都の町を風を切って走ればOK! 返却は同じお店か、出町柳店でもOKとのことなので、借りる時に伝えておこう。
ちなみに、1台ずつ名前がついている「えむじか」の自転車。菊永が借りたのは「インド」でした。
参考:自転車を借りるついでに、話をしたり音楽を聴いたり。(beacon kyoto)
参考:柴山留佑(レンタサイクルえむじか/ナミイタアレ)(OURS.KARIGURASHI MAGAZINE)
他にも京都旅行の話はこちら