1月で冷えた身体に染み渡る優しい味を感じた「へん古」のにしんそば。
にしんそば自体を食べた事は今まで無くて、「魚が入った京都っぽいお蕎麦」っていう雑な印象だけを持ってとりあえず自転車を漕ぐ。
八坂神社から歩いても行ける場所にある店舗は自転車(レンタサイクルえむじか)ならすぐに到着。
そば處 へん古 にしんそば
メニューと和風な看板。夜はこの黄色いパトランプが光るのだとしたらサイケデリックな感じになりそうだ。。。
看板から少し奥まったところにあるお店の門と暖簾。
営業中の文字に少し心が温まります。
店内に入ると左側が厨房になっていて、そこに沿ってカウンター席があり、その右側のスペースが座敷となっている。
1人なので少し奥目のカウンターに腰と荷物を下ろしたらすぐに温かいお茶やメニューを渡してくれるので、受け取って一息ついたらメニューを開く。
迷うのもそこそこに事前情報のまま、奇をてらわず「にしんそば」を注文。
これが優しい味か。。。
甘露煮のように味をつけて調理された後のにしんに魚臭さは全く無く、焼きの入った皮の風味が出汁に溶け出し丼全体から味覚、嗅覚、視覚を刺激しまくってくれる。
別名「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれる通り春のような暖かさが、寒い屋外を自転車で走ってきた五臓六腑に染み渡る。
最高かよ。
たっぷり満喫した後には食後のデザートを求め一路、四条通りを西へ進み、烏丸の交差点で北へ進路変更し、御池通にぶつかる烏丸御池の交差点から、北西に細い道へ。
目印はこの京都国際マンガミュージアムで、この奥の道を進んだところにあります。何がって?
ナカムラジェネラルストア
スコーンが菊永の知っているスコーンじゃない。しっとりしているのにベチャベチャしておらず、ブルーベリーのスコーンは絶品で、日本でもここにしか無いんじゃないだろうか。とにかく唯一無二の味。もはやスコーンではない何か美味しい食べ物と言えばいいのか、とにかく今回の京都旅での大きな目的の1つがここ、ナカムラジェネラルストアのスコーンなのです。
しかしそんな美味しいスコーン、賞味期限は当日という旅行者泣かせの仕様、さらに一日に数回ある焼き上がりを待つ行列もあり、行ったタイミングが悪くちょうどほぼ完売という状況。
しかし予定を詰め込みまくったためか次の焼き上がりを数時間も待つ余裕もなく。。。泣く泣く残ったスコーン以外のブレッド(それでも超絶うまい)を買い占め(と言っても2個)したのでした。
とにかくうまい。
何が違うのかサッパリ分からないし、この美味しさを伝える語彙力は足りないんだけど、とにかく美味しいお菓子。
基本的に関西は小麦粉自体が関東より上質だと思いっているんだけど、それを差し引いたとしても信じられないレベル。
しっかりとデザートで心とお腹を満たして次の目的地へ向かうのでした。
次は% Arabica Kyoto(アラビカ キョウト)に行ったお話。
その他、京都のオススメスポット